
2005年2月15日
横河電機(株)、富士電機システムズ(株)、(株)NTTデータ、松下電工(株)、四国計測工業(株)、オイレスECO(株)、ダイダン(株)、古川電気工業(株)、(株)日本設備企画、およびエシェロンジャパン(株)の10社は、発起人として平成16年9月10日に特定非営利活動法人LONMARK JAPAN(東京都千代田区、理事長:富田俊郎)を設立し、50社を超える会員と共に平成17年4月1日より本格的に活動を開始いたします。
商業施設、工業施設、公共施設、医療施設、一般住宅等、各種施設で使用されている動力、照明、空調、防犯その他の設備は、通信ネットワークによって相互に接続され、管理、監視、制御されています。現在、その設備情報ネットワークの多くはシングルベンダによるクローズドシステムで構成されていますが、仕様が公開されていないためにシステムのメンテナンスや更新時には、納入したベンダしか扱えず、ベンダ主導で価格が決められる等、ユーザ側に運用面で多くの負担がありました。
これに対し、国際的に標準化が進んでいるオープンな(仕様が公開されている)規格をすべての建物・施設において共通に採用して、初期導入時の特定の会社に制限されることなく、設備の取替え、拡張をはかるだけでなく、設備の効率的な運用、省エネルギー対策、環境保護への取り組みなど、より積極的なシステムの活用をはかろうとするニーズが日本にも増大しつつあります。
各メーカ、インテグレータ等事業者はこれらニーズに対応するためにオープンな規格の利用推進に個別に取り組んできましたが、普及拡大をさらに促進するためには、各事業者間の連携を図ることが不可欠な状況となってきました。
LONMARK JAPANは、設備情報ネットワークにおける、さまざまな互換性のない機器や通信ネットワークの標準化を図り、業界業種を越えてオープンネットワークを普及促進させることより、快適で安全な次世代のユビキタス社会を実現するため活動していきます。
LONMARK JAPANは一般市民、建物、施設の利用者、所有者、システムインテグレータ、設備・制御機器メーカなど幅広い層を対象として、LONWORKS® ネットワークやIPv6を中心としたオープンネットワーク普及のための活動を行います。また、会員企業各社がノウハウをもちより、協力して新規アプリケーションの開発を推進することで、地球環境保護、衛生環境その他執務及び居住環境の向上を目指し、情報システムに依存している現代社会において市民が住みやすく快適で、安全かつ省エネ型の健康な生活を送ることができる社会の実現に寄与することを目的とします。
LONMARK JAPANは上記目的を達するため、特定非営利活動に関わる事業として、次の事業を行います。
エシェロン・コーポレーションが開発した、知的分散制御を実現するためのネットワーク技術。従来のクローズドで階層的なシステムの限界を取り払い、オープンで相互運用可能な制御システムを低コストで実現することを可能します。現在、世界各国の約5,000社の企業で採用されており、オープンな制御ネットワークのデファクトスタンダードとなっています。
IPv6とは、現在インターネットで使われているIPv4の次期バージョンにあたるIPプロトコルです。インターネットの急速な普及により、IPv4では21世紀初頭にもアドレスが不足することが懸念されています。IPv6ではアドレス空間が拡大されており、膨大な数のアドレスが利用可能となります。また、ネットワークの自動設定や、暗号化や認証といったセキュリティ技術を標準で実装しているという特徴も持っています。
本リリースに関するお問い合わせはLONMARK JAPAN事務局へお願い致します。
*LONWORKS® およびLONMARK® は米国およびその他の国々におけるエシェロン・コーポレーションの登録商標です。