

| 名称 | 原木会館 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区東陽5丁目30番13号 |
| 敷地面積 | 707.29m2 |
| 延床面積 | 7384.72m2 |
| 構造・階数 | 鉄筋コンクリ−ト造、地上10階 |
| 主要用途 | 事務所、貸会議室 |
| 竣工 | 1976年10月 |
| 中央監視設備更新 | 2005年1月 |
当ビルは江戸時代から昭和にかけて東京の木材を供給した問屋さん達の組合の建物でと竣工より28年を経過しています。その間種々の改修工事が行われ冷房負荷増等への対応はその都度なされてきたが、種々の改修が系統だって行われておらず、必ずしも快適な環境が得られていたわけではない。
中央監視設備も15年を経過しており、エネルギ−管理も十分行えるような状態ではなかったのだが、IT時代の到来に合わせLONWORKSを使って比較的安く、中央監視のリニューアルが行えるようになった事をきっかけに中央監視設備の更新と共に、省エネルギー化も目視し改修工事を行いました。
主に既設の空調システムの大幅な改修は行わず、既設システムの不具合をLONWORKS中央監視システムを導入し改善すると共に、省エネルギー化を推進する事でBEMS事業の認可を得る事ができました。
BEMS事業に採用した、主なシステムは、冷水送水温度制御、空調機送風温度制御、外気冷房制御、CO2濃度制御、個別空調運転管理、換気設備運転管理等で考えられる省エネ手法はすべて採用する事にしたので、制御プログラムは汎用でなくオリジナルなものとなりました。
古い建物で共通して言える事は、過去の改修工事が系統だって行われていない為、設備機器の運転は、効率的な運転が行われていない場合が多く、運転デ−タの蓄積及び分析が出来ていないので、省エネルギ−や快適性を追及しようにも、どの様に方向付けして進めるかが難しい。
そして、一般的に中央監視設備は空調設備の更新に合わせ中央監視の仕様を決定するという考え方が普通であるが、今回のように逆に安価で柔軟性のあるLONWORKS中央監視設備を採用し、十分なデータを蓄積分析する事により、既存設備の運営管理方法の改善や、さらには将来のリニューアル計画に役立てる事で、大きな投資となる空調設備の改修費用の節約にもつながるものと思われる。